重ねて置かれた三つの作品。それぞれの襟にパイピングが見える

Le Forme

三つのセーター。それぞれが、男性の一日の別々の時間のために作られています。

メリノの Il Dolcevita の襟。それ自体で立っている

三つの装い方

一つはジャケットの下に入り、ジャケットに何も求めません。一つはシャツとネクタイの代わりを務めます。一つは朝と夕方で表情を変えます。三つとも12ゲージで、成形編みと手作業によるリンキングで、当店のカシミヤかエクストラファインメリノで編み、それぞれ求められる役目に合わせて形作られています。ラペルの上で、コートの襟の上で、あるいはテーブル越しに。以下は三つのそれぞれと、それぞれが何のためにあるかです。

グレーの Il Girocollo を着て座る男性。襟のクルーのバンド

Il Girocollo

2×2リブで別に編んだ 4 センチのバンドを、身頃にリンキングで繋ぎます。2×2とは、表目二つと裏目二つの繰り返しです。幅方向に縮んでは戻り、その戻りこそが、何年も頭から被り続けても襟ぐりを丸く保つものです。4 センチは、バンドが首から浮かずに立つ高さです。ジャケットの下ではラペルにかからず、シャツの襟はその上にも下にも収まります。単体では三つの中で最も飾りがなく、だからこそ一番よく着られる一枚になります。

板張りの壁の前で Il Dolcevita を着た男性。襟は一度折られている

Il Dolcevita

36 センチの筒を一度折り、18 センチが首に立ちます。折ると喉元には布が二重になり、上端は縁ではなく編んだ折り目になります。12ゲージで 36 センチは衣服の中で最も重い部分で、体が何も支えていない場所に掛かります。だから残りの部分はそれを支え上げる釣り合いで作られています。2月になっても折り目が立っているのはそのためです。ジャケットの下ではシャツとネクタイの代わりを務め、ラペルに少し余裕があると良いでしょう。単体では喉元を閉じ、1月のコートを支えます。

La Mezza Zip を着た男性。ファスナーは喉元で開いている

La Mezza Zip

8 センチの立ち襟と、3 センチの前立てに収めた 20 センチの真鍮ファスナー。ファスナーは、この衣服で唯一編まれていない部分です。編み地に直接ではなく専用の前立てに収めるので、両脇の編み目はファスナーと一緒に伸びることを求められません。真鍮なのは、唯一修理できる部分でもあるからです。20 センチは胸骨まで開いて止まります。8 センチの襟は閉じれば立ち、開けば折れます。一方ではシャツの襟のように、もう一方ではタートルネックのように。三つの中で唯一、家を出たあとで変えられる一枚です。

カシミヤの Il Girocollo の2×2の袖口とリブ

三つともサイズは一つ

三つは肩、アームホール、袖で同じ寸法に裁ち、袖口と裾は同じ2×2リブで仕上げます。そこから二つのことが導かれます。あなたのサイズは三つともあなたのサイズですから、一枚を持つ方は二度と考える必要がありません。そして二枚を合わせると、二回の買い物ではなく一つのワードローブとして読めます。同じジャケットの下で肩が同じように収まり、同じ手首の同じ場所で袖口が終わるからです。

カシミヤの La Mezza Zip の襟。外へ折り返したもの

どこから始めるか

一枚持つなら、Girocollo です。すでにワードローブにあるものの下に入り、何も求めません。Dolcevita は家に置いていけるもの、つまりシャツとネクタイを変えます。それは最初の冬に旅へ連れていく価値があります。La Mezza Zip は、二つの半分からなる一日のためのものです。出会う順番に間違いはありません。ただ、前の一枚にできなかったことを次の一枚が足していく順番があり、それがこの順番です。

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